
ケアマネになったらどんなことがしたい?やりがいや魅力の実体験!
・ケアマネになったらどんなことがしたいかな…?
・ケアマネになる魅力ややりがいはなんだろう?
・ケアマネの先輩はどんなことがしたいと思っているんだろう?
介護の業界の中でも「上級資格」とされているケアマネジャー。
現場経験5年以上+難関試験をクリアしなければ、取得することができない資格なので、ケアマネを目指す人は、志の高い方が多いのではないでしょうか?
こんにちは!
デイサービスで相談員→元施設ケアマネの優斗です!ぼくは今、コンサルタントをしています。
この記事を書く半年前に介護の現場からは退きましたが、ケアマネの仕事を通して、おおくのやりがいを感じる時間を過ごすことができたので、今回は「ケアマネになったらどんなことがしたいかな〜?」と想像を膨らませている方に、ケアマネとして実際に働いてみて感じた、魅力ややりがいについてお伝えさせていただきます。
介護保険サービスを必要とする、高齢者の方にとって良いケアマネと出会えるかどうかは、大切な問題です。
そんな利用者の方にとって、やはり活き活きと働くことができているケアマネさんの方が、嬉しいのではないでしょうか?
この記事が、あなたがケアマネとしてどんなことをやっていきたいのか?それを決める一つの参考になっていただけたら幸いです。
それでは、さっそくいってみましょうー!
もくじ
ケアマネになったらどんなことがしたい?目指した理由やきっかけを調査!
あなたは、ケアマネになったらどんなことがしたいですか?
この記事をご覧になっている方は、介護や福祉業界のことをご存知かと思いますので、ケアマネの具体的な業務内容などに関しての説明ははぶきますね!
まずは、ケアマネに「これからなろうとしている方」や「なりたての方」のご意見を調査してみましたので、こちらをご覧下さい。
ケアマネになりたい理由やきっかけは?
腰痛いから今年はケアマネ受けようかなぁ。そんな理由でなんだけども。
— カンナ (@ichigobatake_) January 19, 2018
「そんな理由でなんだけども。」とはおっしゃっていますが、こちらの方のように腰が痛いなどの身体の理由でケアマネ資格の習得を検討される方も多いのではないでしょうか?
「福祉の仕事は続けたいけれど、年齢とともに、移乗介助や夜勤業務が辛くなってきた…」という方もいらっしゃるのは当然のことです。
ケアマネは事務仕事が中心になりますので、現場スタッフに比べると、利用者さんと触れ合うことができる時間は確かに減りますが、福祉の仕事を長く続けるための一つの選択肢としてケアマネを取るというのも、ぼくはありだと思います!
違う職種にいたんだけど辞めてしまって、いざどうしようか、と考えて福祉を選んだ。その時からケアマネをしたかった。
大変なこともたくさんあったけど、ケアマネになれて良かったとしか思ってない。
ケアマネしてもらえて良かったと思ってもらえるようになりたい。— シエン (@kotowari_megane) November 8, 2018
素晴らしいですね!福祉の仕事をはじめたときから、ケアマネを志していらっしゃったんですね!
受験資格取得までに5年はかかるけれど、最初からケアマネを目指していたのならば、きっとそれまでにかかった5年という月日もかなり充実して過ごされていたのではないでしょうか?
『リハビリ受けたい』ってその気持ちが、向上心が、すごく嬉しかった( ´-` ).。oO
各職種が自分の持っている資格で出来ることを最大限に発揮したら絶対素敵な施設になるのに。特養は最期の場所だから…と諦めて欲しくない。そんな施設になるといいなぁ。わたしもそんなケアマネになりたい。— maa @現役施設ケアマネmama◡̈* (@ma____crmn) June 6, 2017
「利用者さんのQOL向上を願って、ケアマネとしての役割を最大限に発揮していきたい」というのが、こちらの方のケアマネとして「やりたいこと」なようです。
ADLの向上とともに、元気を取り戻していく利用者さんを見ていると、ケアマネとしてのしてのやりがいを感じますよね!
試験に合格して、ケアマネージャーになりたい。
女1人で生きていける経済的基盤を築きたい。
結婚はとうの昔に諦めている。— かる (@600minMoomin) August 22, 2016
全体的に「給料が安い」と言われている福祉の仕事ですが、ケアマネになれば給料も上がるし、良いところだとボーナスが年に数回出る場所もあるそうです。
資格がものを言う、この業界では「お金」的なものも、ケアマネになりたい理由の一つになってきますよね!
ちなみに、ぼくがケアマネ資格の取得を本気で目指した理由も「お金」でした。(笑)
今年のケアマネ試験、どうしても受かりたい!
去年とは違う気持ち。
何故なら、「こういうケアマネさんになりたい」って人に出会ったから。
その人は言った。
「良いケアマネじゃなくて、幸せなケアマネが増えたら、介護は変わると思います。一緒に変えて行きましょう」と。ワクワクした。— 中野寿美子(愛あふれる笑顔の配達人サョ) (@snoopy11599) May 31, 2017
これは、ほんとに素敵ですね!!!ちょっと、感動しました。
「良いケアマネじゃなくて、幸せなケアマネが増えたら、介護は変わると思います。一緒に変えて行きましょう」そんなふうに言ってくれる先輩に出会えたら、ケアマネを目指したくなるお気持ちも分かります!
この方がケアマネを目指した理由は「先輩への憧れ」なんですね!
「人間間系」大切です。
こうして見てみると、みなさんケアマネになりたい「理由」や「きっかけ」はそれぞれでしたね!
優斗のケアマネ経歴を紹介!
ここからはぼくの実体験を交えながら、ケアマネ業務を実際にやってみたことで得られた「魅力ややりがい」についても、お話させていただきます!
というわけで、まずはぼくの「経歴」をご紹介します。
優斗の経歴
・専門学校卒業とともに、介護福祉士を取得
・デイサービスで勤務しながら介護福祉主事任用資格を取得→生活相談員→管理者
・2度目のケアマネ試験に合格→職場変更
・地域密着型特定施設入居者生活介護にて計画作成担当者としてケアマネ+生活相談員を行う。
・2年3ヶ月ケアマネとして努め退職
現在→WEBコンサルタントとして独立起業+現役シンガーソングライター
こんな感じの経歴があり、専門学校時代を含めると10年以上介護の仕事に関わりました。
ケアマネを目指した理由ときっかけ
先程も少しふれましたが、ぼくがケアマネを目指したそもそもの「理由」は、「お金」でした。
当時はデイサービスの相談員+管理者をしていましたが、お給料が上がる見込みはなかったので、ケアマネの資格を取得することを決意しました。
また、ケアマネを取らなければ、翌年から「転勤」という文字が見えていましたので、転勤をしたくなかったぼくには「焦り」もありました。
これらの理由から、ぼくがケアマネを志した理由は決してポジティブな理由ではありませんでした。
しかし、いざケアマネの業務をやってみると、「意外な発見」や「やりがい」を多く感じました!
ケアマネとしてのやりがい実体験
そんな不純な理由からケアマネになったぼくですが、ケアマネになってみると現場スタッフをしているうちでは気づけなかった「意外な発見」も多くあり、とても楽しく仕事ができました!
1番の気づきは、現場スタッフをしているうちは「自分:利用者様」という関係性だったのが、ケアマネになると「自分:利用者様に関わる全ての人」になるわけなので、必然的に視野が広がるということでした。
ぼくの場合、この感覚は「これからは、もっと利用者さんの笑顔を作れる力になれる!」という前向きな気持ちにさせてくれるものでした。
施設ケアマネだからできたこと
いきなり登場しましたが、これは「ピザトースト」です。
施設内で行われたレクリエーションの一貫として、入居者様方と一緒に行ったときのものです。
僕が努めていた職場は、サービス付き高齢者向け住宅も併設していましたので、わりと元気な方が多い施設で、こういったレクリエーションもよく行っていました。
また、その際にはケアマネのぼくも積極的に参加することができたりと、楽しみながらお仕事をすることが出来ていました。
施設ケアマネの場合、利用者さんとの距離が近いというのは、ケアを行う上での一つのメリットかと思います。
居宅ケアマネさんの場合には、利用者さんの様子を伺うためにわざわざ家まで行かなければなりません。
また、実際に担当利用者さんのケアを行ってくれている現場スタッフのみなさんとも、コミュニケーションが図りやすいという環境があるため、ケアプランの見直しや軌道修正も施しやすかったです。
ケアマネになったらどんなことがしたい?優斗の場合
さきほど、経歴の部分でも少しふれましたが、ぼくは現役のシンガーソングライターです。
介護の専門学校に行っているころから、音楽活動を始めたので、シンガーソングライターとしても10年ほどのキャリアがあります。
そこで、ぼくがケアマネになったらやりたかったことは「歌うケアマネ」になることでした。
介護士時代は、自分のことを「歌う介護士」と呼んでいましたので、その延長線上ではあるんですが…(笑)
施設の行事や、なんでもない日まで、いろんなときにギターを弾いて入居者さんたちと歌を歌いました。
そんな暮らしの中から、介護をテーマにした曲「あなた」という歌も生まれました。
ぼくは今、この歌をNHKみんなのうたに選んでもらう!という夢を抱えて活動をしています。
利用者のみなさんと楽しく過ごす毎日は、本当に充実したものだったし、ケアマネとしてその生活に色んな形で関わらせていただいたことは、本当にやりがいのあるものでした。
…といっても、もちろん仕事ですので、良いことばかりではありません。
この記事ではキレイな部分だけをかいつまんで書きましたが、実際には辛いこともたくさんありましたので、ケアマネを志す方には、こちらの記事もご覧いただきながら、理想と現実にはギャップがあるという一つの「例」として参考にしていただければと思います。
おわりに
ケアマネは、介護保険を必要とする高齢者の方にとって、なくてはならない存在です。
たしかに「やりがい」という言葉の中には、大変なことも多々あるかと思いますが、志を高くもつ方にとっては、学びを深めることができる仕事であることは間違いありません。
またデスクワークが中心の仕事でもあるので、長く福祉の仕事を続けていきたい方は、選択肢の一つとして考えてみるのもありだと思いますよ!
「ケアマネになったらどんなことがしたい?」それを自分自身に問いかけながら、日々の業務にあたることで向上心も生まれますし、さらにこの仕事を好きになれるかもしれません。
それでは、今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
ではー!
優斗
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